記事の対象
本記事は英検指導初心者の方を対象としています

こんにちは、Heartです。
現在、子ども向け英会話塾でフォニックス指導と英検指導を行っています。
子ども達に毎日イジられつつ、楽しく授業を行っています。
さて、今回はDay2として「S(主語)となる代名詞」の学習導入方法について。
記事の内容
□S(主語)となる代名詞の学習導入方法について解説!
結論
□ターゲットは「S(主語)」となる代名詞11個!
□4グループに分けて「am/is/are」「3人称単数」「英検2次」の学習に備えよう

代名詞の学習は必須項目。
× とりあえず覚える
○ 後々の学習に応用できるよう整理して覚える
はじめに
さっそくですが結論です。
結論
□S(主語)は英語の全ての基本となる「S+V」の1つです。
□後々の学習にも応用できるようにしっかりと整理して覚えていきましょう
□4グループは「am/is/are」「3人称単数」「英検2次」学習を効率化させます
以上です。
さて、整理していきましょう。
学習導入方法

S(主語)は常に4つのグループでイメージする様に心がけましょう。
グループ分けの軸は「誰(何)に対して使うか」と「数」の2つ。
| グループ | 人に使う | 人・物に使う |
| 自分 | I (私は) | |
| あなた | you (あなたは / あなたたちは) | |
| 1人(1つ) | he / she (彼は / 彼女は) | it(それは) this / that(これは / あれは) |
| たくさん | we (私たちは) | they(それらは) these / those(これらは / あれらは) |

この4つのグループが頭の中にイメージできると
中1レベルの内容理解が非常にスムーズになりますね
5つのグループでイメージすることの「3つのメリット」

代名詞の学習は後々の勉強内容を考慮しながら整理して覚えると非常に効率的です。
5つのグループで学習することに後々どのようなメリットがあるのか。
結論、後学のイメージはこうなります。
| グループ | 人に使う | 人・物に使う | be動詞 | 3人称単数 | 英検2次 |
| 自分 | I | am | × | ||
| あなた | you | are | × | ||
| 1人(1つ) | he / she | it this / that | is | ○ | it |
| たくさん | we | they these / those | are | × | they |
さて、整理していきますね。
①am / is / are の学習効率化
Day3(次回)の学習内容は「am/is/are」、生徒達が初めて英語のルールに混乱する場面です。
それぞれの代名詞に続くbe動詞の判別は生徒達を非常に混乱させますが、4つのグループで学習しておけばルールとして対応可能です。
②3人称単数形の学習効率化
be動詞・一般動詞の学習後は「肯定文」「疑問文」「否定文」の学習に移行していきます。
「何故動詞にsがつくの?」「doとdoesの違いは?」等の疑問にも対応可能です。
③英検2次試験の学習効率化
英検3級からは2次試験が必須となります。
特に「it / they」の違いと関係性を理解しておくことは必須項目となりますが、こちらにおいても十分に対応可能です。
学習導入の際の留意点

先程も整理したとおり、闇雲に代名詞を暗記してしまうと、後々、2度手間・3度手間となり、逆に生徒達に混乱を与えてしまう可能性があります。

「theyって物にも使うの?」
「なんでyouの後はisじゃないの?」
「you playとshe playsの違いは?」
このような疑問は必ず発生してきます。
4つのグループを意識していない場合、それぞれの場面で暗記作業が増える結果となります。
一方で、最初に4つのグループ化が意識できていれば無駄な暗記作業は不要となります。
学習の目的はあくまで「英語の本質的な理解」。

余分な暗記作業は生徒の学習効率を下げるのみでなくモチベーションをも下げる可能性がありますので注意したいですね。
余分な暗記作業は生徒の学習効率を下げるのみでなくモチベーションをも下げる可能性がありますので注意しましょう。
結論

英検指導の際は先の指導内容やその関連性を常に意識した上で、応用可能かつできるだけシンプルな内容を指導する必要があります。

暗記作業ではなく本質的な英語力の向上を常に目指していきましょう。



