Day1 まずはS+Vのイメージ作り               【結論/始めに日本語版英語ネイティブを目指そう】

英検指導法
0 0
Read Time:1 Minute, 23 Second

記事の対象

本記事は英検指導初心者を対象としています

heart
heart

こんにちは、Heartです。

現在、子ども向け英会話塾でフォニックス指導と英検指導を行っています。

子ども達に毎日イジられつつ、楽しく授業を行っています。

今回は、Day1として「S(主語)+V(動詞)」の学習導入方法について。

記事の内容

 □「S(主語)+V(動詞)」の学習導入方法について解説!

結論

 □英語も日本語と同じ言語、ただ使う「言葉」と「語順」が違うだけ!

 □まずは「言葉」は無視し日本語と英語の「語順」の違いを学ぶことから!

 □日本語で英語の語順を自在に操る日本語版英語ネイティブを目指そう

はじめに

さっそくですが結論です。

結論

 □英語も日本語も使う「言葉」「語順」が違うだけで同じ言葉です!

 □しかし、その2つの同時学習は子ども達に混乱を与えがち!

 □まずは「言葉」の違いは無視し「語順」の違いを学ぼう!

 □英語の語順を日本語で話せる様になればその後の学習効率アップです!

以上です。

それでは整理していきましょう。

heart
heart

要は、最初は日本でいいから英語の語順に慣れることで英語のイメージを定着させようということですね

学習導入方法

さて、学習の際にどのように内容を取り入れるのか。

具体例を通して整理していきます。

heart
heart

例えば私の場合、英検5級の授業では最初の5分程は必ずフリートークの時間を設けています。そして、生徒達は私の質問に「英語の語順(S+V)」を使って答えるルールがあります、もちろん日本語でOK。

フリートーク

□名前は何ですか?         ➡ 私は です 太郎

□何歳ですか?           ➡ 私は です 10歳

□昨日何を食べましたか?      ➡ 私は 食べました カレーを 昨日

□今日は何時に起きましたか?    ➡ 私は 起きました 6時に 今朝

□消しゴムを何個持っていますか?  ➡ 私は 持ってます 6つの消しゴムを

この様に、実際の会話を通して英語の語順のイメージの定着を促していきます。

実際、このイメージを定着させるためには周囲が考えている以上に時間を要します。

しかし、いったん定着すると文章理解力がグッと向上します。

heart
heart

週1時間の授業の場合。

3ヶ月程継続すれば子ども達の多くが頭で考えずに即答できるようになる印象です。

学習導入の際の留意点

さて、突然ですが、以下の意味を前から読んで1度で理解できますか?

いった 牛丼 スーパー 私 降ってた 牛肉 作るため 昨日 夕食 雨 買い 

student
student

は?

さて、並び替えるとこうなります。

昨日 雨 降ってた 私 牛丼 作るため スーパー 牛肉 買い いった

student
student

お!!!

こうなると「てにをは」や「接続詞」を入れることもできますね。

昨日降ってたけど、牛丼作るためスーパー牛肉買いいった

heart
heart

正しい語順(文法)だと「てにをは」や「接続詞」が推測しやすいですね

さて、まとめます。

ポイント

語順(文法)の不規則さは文章の意味理解を困難にする

そして、英検5級に挑戦する子ども達のほとんどが、最初に英語の語順(文法)という不規則な文章に混乱します。

heart
heart

英検を学習する際、本人・保護者・指導者の多くは語順(文法)を重視せずに学習を開始してしまうケースが多いですが、これは学習効率を低下させる要因となっていますね。

「語順(文法)」先に学ぶメリットとは?

そもそも「語順(文法)」はなぜ存在するのか、それは

文章の流れを統一(特に「てにをは」や「接続詞」等の位置を固定する)することで、文章の意味理解や推測をスムーズにしてくれる

から。

例えば、以下の問題。

①私 昨日 カレー (  ?  )

②彼 (  ?  )学校 昨日 テスト あった

①は日本語の語順、②は英語の語順です。

どちらも「てにをは」「接続詞」を除外していますが、なんとなく空欄箇所の推測はできますね。

「食べた」「作った」等

「休んだ」「遅刻した」「早く登校した」等

さて、まとめますね。

ポイント

語順(文法)を理解することは、文章の意味の理解や推測に非常に役に立つ(というか不可欠です)

語順(文法)を学ぶと何が変わるのか

語順が分かると英語の文章の意味がなんとなく見えてきます。

つまり、英検学習において非常に有利だということ。

特に英語はS(主語)+V(動詞)の結論先行型

日本語の様に最後に結論を述べる形式ではないので、S+Vだけで文章の内容の全体像を理解することが可能です。

heart
heart

S(主語)+V(動詞)は基本的に文章の始めに置かれます。

最初の数単語で文章の全体像が簡単に理解できます。

語順(S+V)を知るメリットは非常に大きいですね。

まとめ

多くの指導者は「言葉」と「語順(文法)」とを同時に指導しがち

しかし、結果としてお子様の学習に混乱を与えてしまうケースを少なからず見てきました。

もしお子様が英検5級挑戦の際に何かに混乱している様であれば、それはもしかすると「語順(文法)」のイメージ不足によるものかもしれません。

その際には一度「単語(英単語)」は無視し、「語順(文法)」について丁寧に整理してあげましょう

heart
heart

S(主語)+V(動詞)の語順が定着すると後々の学習に大きな効果を発揮します。

特に「疑問形」「否定形」「疑問詞を用いた疑問形」を学習する際、S+Vの基礎がしっかりしていれば学習が非常にスムーズですね。

About Post Author

heart

Love foreign countries and people. Wanna exchange our cultures, thoughts and smiles through the blog.
Happy
Happy
0 %
Sad
Sad
0 %
Excited
Excited
0 %
Sleepy
Sleepy
0 %
Angry
Angry
0 %
Surprise
Surprise
0 %
タイトルとURLをコピーしました