Day0 英検指導を始める前に                 【結論/まずは「学習の軸」の共有が1番先】

英検指導法
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記事の対象

本記事は英検指導初心者を対象としています

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こんにちは、Heartです。

現在、子ども向け英会話塾でフォニックス指導と英検指導を行っています。

子ども達に毎日イジられつつ、楽しく授業を行っています。

今回は、Day0「英検指導前に保護者様とお子様とが共有しておくべき」について。

記事の内容

 □英検指導開始前に保護者様とお子様とが共有しておく内容について解説

結論

 □「英語は前から理解する」の習慣なしに英語のリズムは理解できない

 □「S(主語)+V(動詞)」の習慣なしに英語の文法は理解できない

 □「正解でなくミスから学ぶ」の習慣なしに英語への主体的な挑戦は生まれない

はじめに

さっそくですが結論です。

結論

 □全ての学習にはその学習を支える「軸」が存在。

 □英検の学習を始める前に「英語学習の軸」となる3ルールを抑えましょう。

 □ルール1 英語は常に前から理解する

 □ルール2 英語の基本は「S(主語)+V(動詞)」

 □ルール3 正解ではなく間違いから学

以上です。

一見すると非常にシンプル、さて整理していきます。

heart
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個人的には英語学習に必要な要素ベスト3

「学習の軸」を設定するメリットとは?

私は授業の際、いつも生徒達と一緒にこのルールを確認するところからスタートします。

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英検5級クラスでも英検2級クラスでも一緒です

授業中は常にこの3ルールを意識しながら生徒達に英語を教えていきます。そして、当然ながら生徒達も常にこの3ルールを意識しながら英語を学んでいきます。

その習慣を続けていくと、次第に生徒達の中に2つの感覚が定着していきます。

ルールへの安心感とルールから外れることへの違和感

生徒達が感じ始めるこの「安心感」と「違和感」、非常に大事なスタートです。

まとめますね。

ポイント

 安心感は、常に生徒達を基本ルールに立ち返らせてくれる

 違和感は、生徒達に「疑問」「発見」「思考」を与えてくれる

heart
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生徒達は慣れてくると、私がルールを誤った際に指摘してくるようになりますね

では逆に、「学習の軸」がないまま学習を続けていくとどうなるか。

結論、「基本の定着」も「疑問・発見・思考」が生まれず「学び」に到達しない。

そこにあるのは「何が分からないのかが分からない」という漠然とした感情だけで、そのまま放置していくといずれ大きな壁にぶつかります。

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お子様への英検指導を開始する際は、まずは「学習の軸」について整理するところから始めましょう

「学習の軸」となる3つのルールそれぞれの役割

さて、「英語学習の軸」となる3つのルールにはそれぞれ役割があります。

それぞれ整理していきましょう。

1. ルール① 「英語は前から理解する」

結論、「英語は前から理解する」習慣は、英語のリズムを理解することに繋がります。

そして、英語のリズムの本質は「結論先行型」。

文型を崩さずに前から英語のリズムを理解していくことは、正しい文型理解や内容理解に繋がります。

そして、この習慣は結果的に2つの副産物を与えてくれます。

「リーディングスキルがアップし、文章を最速・最短で理解できるようになる」

「リスニング・スピーキング・ライティング3スキルも相乗効果でアップする」

それくらい、「英語は前から理解する」習慣のコスパは最強。

英語を前から理解する者は英語を制する

長期的な英検挑戦を目指すのであれば、早いうちからしっかりと「英語は前から理解する」習慣を定着させておきましょう。

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英語を「後ろから」「単語のつまみ食い」理解している人は今すぐ習慣を変えましょうね

2. ルール② 「英語の基本は常に“S(主語)+V(動詞)“」

結論、「英語の基本はS+V」の習慣は、文法の本質を理解することに繋がります。

英語にも日本語同様に多くの文法ルールが存在します、例えば

文法例

「現在形」「現在進行形」「現在完了形」「不定詞」「動名詞」「受動態」 「関係詞」「仮定法」「分詞」「分詞構文」・・・

しかし、そんな複雑な状況でも道標となってくれるのが「S+V」という軸

この軸を習慣化しておくことで、様々なルールや複雑化されたルールの中でも、生徒達を基本に立ち返らせ、その中で「疑問」「発見」「思考」を与えてくれます。

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例えば 「Wash your hands.」という文章。

生徒達にS+Vを聞いてみると、生徒達は思考錯誤しながら「Sが見つからないよ」と。

ここからが本当の学習のスタートですね。

学びには「基本に立ち戻る安心感」と「疑問・発見・思考を与えてくれる違和感」の2つがとても大事ですね。

3. ルール③ 「正解ではなく間違いから学ぶ」

本ルールは生徒達の精神面を意識したルールとなります。

理由は1つ、それは学習上のセーフティネットの担保

私は授業中、生徒達によく

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正解しちゃダメよ、先生の仕事がなくなるから」

と伝え、生徒達が正解した際は

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え~正解しちゃったの~ダメだよ、給料0になっちゃうじゃん

なんて落ち込む素振りを見せたりします。

当然、生徒達は笑って相手にしてくれず正解を目指していますが、もちろんこれは建前。

大事なのは

教室や講師が「間違っても良い」という雰囲気を作ること

生徒達の中には間違うことを恐れたり、間違いに対して落ち込んでしまう生徒もいます。

しかし、その生徒達の性格を変えるのは講師の仕事ではないと思います。

heart
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そもそも、そういった生徒の性格や感情を良し悪しで捉えるべきではないですよね

講師の仕事はそのような生徒達を含めて、いかに最大限の学習環境を提供するかだと考えます。

特にこれから英語に初めて挑戦する子ども達は期待と不安とが混じる複雑な心境。

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事前に間違いに対するハードルを下げておくことは非常に重要ですね

まとめ

今回は3つの「学習の軸」とそのメリット(安心感と違和感)について整理しました。

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「学習の軸」がしっかりしていれば、難しい問題に直面した際も大丈夫。

この軸を理解した上でDay1からしっかりと勉強を進めていきましょう!

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